充実した休日を求めてチャレンジし続けるへなちょこおやじのブログです。


by henacyokooyaji
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日記の順番が逆になってます。 一番下のその1から順にお読みください。
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# by henacyokooyaji | 2014-07-20 10:22 | 愉快な入院日記
12月17日(日)

今朝は、昨日トリノまで行ってしまったので、思いつかず、取り敢えず起床。

今日一日で病院生活も終わります。最終日の今日は、ようやく担当看護婦W田T子ちゃんが戻って来ました。彼女たちも三交代制らしく、いつでも会えるわけではなく、日中の担当で戻って来るのは久しぶりだ。

入院生活も11日を数えると、もう勝手知ったる我が家のようなもので、新人さんに偉そうにいろいろ教えたり、医者や看護婦とため口きいたり、傍若無人な振る舞いに少々嫌われちゃったかな? と小心者の俺様は不安を抱きつつも、関西人だから許してね。歯医者で違う神経まで抜かれちゃったのよ。と都合の良い解釈にすり替え、自分で勝手に納得!ごめんなさい。

楽チンだったのは、単身赴任のせいもあると思うけど、何と言っても毎日の食事だったね。仕事もせずに上げ膳、据え膳なんだもん。こんな生活をこの歳で出来るなんて幸せ者です。

少々辛かったのは、夜だったね。普段仕事で毎晩遅くなるのが当たり前の生活を送っていたものが、俺様の部屋が爺さんばかりだったせいもあるんだと思うけど、夕食の後、すぐに寝ちまうんだもんな! まだ19時過ぎだよ・・・普段ならまだ会社にいる時間です。

始めは俺様も早く寝るように努力したけれど、何せ一日中暇で体力を消耗する事もないため、寝れないんだよね。しかもうつぶせ寝が辛く、ギリギリ眠たくなるまで起きてました。おかげで、おそらく半年分位のDVDを一気に見ちゃいました。

そんなこんなで最後の夜となる今夜は、ようやく正常位? で寝る許可が出た(なんか変?)ので、看護婦W田T子ちゃんとG藤Y絵ちゃんとS藤H美ちゃんをこっそり呼び出し・・・だといいんだけど、ひとり寂しく、でも、のびのびと満喫しながら寝ることに。


ついにその日が・・・

12月18日(月)

 今朝は、笠谷も八木も原田も葛西も荒川も出番なく、久しぶりにスッキリしたお目覚め!やっぱ人間、仰向けで寝るのが一番!

朝から、退院の準備でバタバタ・・・
気が付くと、もう9時だ。とうとうお別れです。かみさんはいないし、一人寂しくは、いやなので、会社のS恒明君に車で迎えに来てもらいました。

振り返ると、眼科病棟は直接的にあまり死に至るような患者が居るわけでもなく、暗い雰囲気でもなく、想像していたイメージとはかけ離れ、楽しく過ごせて来たのも、たまたまだったのかも知れません。
むしろ俺様のように苦しみも何もなく、仕事からの逃避で駆け込み寺的に入院を楽しんじゃった不謹慎な者などいないんじゃないのかな?

真剣に病気と闘っている患者さんには申し訳ございませんが、入院生活も日頃何気なく見過ごしている出来事の見方を変えることで、面白くも、腹立たしくも如何様にもアレンジして見る事が出来ます。
どうせなら、楽しくポジティブに物事を解釈して見て下さい。世界が違って見えるかも?

今回の入院は、高齢者医療の実態を垣間見る事が出来、(うそです。)普段、当たり前と思っていた健康の価値を改めて実感する事が出来ました。爺さんになっても、お世話にならなくていいようにがんばらなくちゃね!
病院の皆様や患者の皆様、それと登場人物の方々には大変お世話になりました。今度は健常者として、是非一度お逢いしたいですね。奢るぜ!ありがとう!

朝日を浴びながらのお別れは、あまり雰囲気が盛り上がりませんが、俺は明日から下界に戻ります・・・トホホ                


へなちょこおじさんのその後

 入院中はなぜか仕事のストレスがないせいか、一日30本近くタバコを吸ってたのに、ほとんど吸いたいと言う欲望が湧きませんでした。おかげで、何とタバコがやめられちゃいました。以外と簡単にやめられるもんだね。

しかしだ、タバコを吸わない分、口寂しくなり、飴やガムを四六時中クチャクチャ。それと飯が旨くなったのか、よく食う。酒もめいっぱい呑む。
そんなこんなで、退院から2ヶ月後には5キロも太っちまったぜ!
単なる中年太りの脂ぎったおじさんに成り下がってしまった。

 この先どうなるんだろう?
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# by henacyokooyaji | 2010-05-04 14:20 | 愉快な入院日記
12月16日(土)

昨夜は、久々に釣りの話で盛り上がったせいか、夢を見ちゃいました。

一部ほんとうにあった話だけど、かなり誇張された夢で、仕事で岩手県の宮古に行く途中、国道沿いの渓流を覗き込みながら走っているうち、どうも気になるポイントを見つけ、車を止めてしげしげ観察していると、大きなイワナがゆらゆら泳いでるではないか。
早速竿を出すと(なぜか積んであった)一発でヒット!国道からスーツを着たまま50センチはあろうかという大イワナを悪戦苦闘しながら何とか道路に引き上げ成功! 
しかし、まだ抵抗は収まらずビンビン暴れてのた打ち回り、道路の真中へ。そこへ大型トラックがやってきて急ブレーキ、ボーンと鈍い音をたて、空中に舞った大イワナは俺様の頭上を飛び越え、ふたたび川の中へ・・・ひえ~魚身事故起こしちゃった!

と思ったところで、目がさめた。

今朝は、トリノオリンピックフィギュアスケート金メダル荒川静香選手がイナバウワーを調子に乗ってやり過ぎ、腰を痛めたパターンでお目覚め!(きっと釣りのせいだ!)

昨晩は、K方先生の非情なお言葉に、眠れぬ夜を過ごし、おまけに嬉しいやら悲しいやらおかしな夢は見るはで、釈然としない朝を迎え、「新しい客と入れ替えるために退院しろ」だとぅ~! 冗談じゃねーぜ、こちとらだって客じゃねえか。と息巻いてやろうと決意! 

今日は部長回診だと、看護婦G藤Y絵が言ってた。「よし!上司に患者の窮状を直訴してやる!」・・・。

9時頃呼ばれ診察室へ、意を決し入っていくと、何と、K方先生が座り、後ろにY田先生がいるではないか。なんだよK方先生は部長だったのか。ますます今の会社での自分の地位と比べ頭に来たぜ!

検診中も、いつ切り出してやろうかとチャンスを伺っていると、先手を打たれ、経過はすこぶる順調だし、このまま退院しても差し障りなさそうだし、うつ伏せ寝や、「誠に申し訳ございません」状態から抜けてもかまわないとのこと。次の患者さんの為にも是非協力してくれと言われた。う~んどうも分が悪い。しばし沈黙。どうしてもダメかと聞くが、同じ答え。

わかったよ。俺様のわがままを通してやろうと思ったが、世界平和を願う大きな志を持つ我が輩にとって、こんなみみっちい事でうじうじしていられない。と気を取り直し、正義の味方をする事に決定した。

退院は12月18日月曜の朝だ! この日記も明日で終わることになるよ。寂しいな


12月17日(日)

今朝は、昨日トリノまで行ってしまったので、思いつかず、取り敢えず起床。

今日一日で病院生活も終わります。最終日の今日は、ようやく担当看護婦W田T子ちゃんが戻って来ました。彼女たちも三交代制らしく、いつでも会えるわけではなく、日中の担当で戻って来るのは久しぶりだ。

入院生活も11日を数えると、もう勝手知ったる我が家のようなもので、新人さんに偉そうにいろいろ教えたり、医者や看護婦とため口きいたり、傍若無人な振る舞いに少々嫌われちゃったかな? と小心者の俺様は不安を抱きつつも、関西人だから許してね。歯医者で違う神経まで抜かれちゃったのよ。と都合の良い解釈にすり替え、自分で勝手に納得!ごめんなさい。

楽チンだったのは、単身赴任のせいもあると思うけど、何と言っても毎日の食事だったね。仕事もせずに上げ膳、据え膳なんだもん。こんな生活をこの歳で出来るなんて幸せ者です。

少々辛かったのは、夜だったね。普段仕事で毎晩遅くなるのが当たり前の生活を送っていたものが、俺様の部屋が爺さんばかりだったせいもあるんだと思うけど、夕食の後、すぐに寝ちまうんだもんな! まだ19時過ぎだよ・・・普段ならまだ会社にいる時間です。

始めは俺様も早く寝るように努力したけれど、何せ一日中暇で体力を消耗する事もないため、寝れないんだよね。しかもうつぶせ寝が辛く、ギリギリ眠たくなるまで起きてました。おかげで、おそらく半年分位のDVDを一気に見ちゃいました。

そんなこんなで最後の夜となる今夜は、ようやく正常位? で寝る許可が出た(なんか変?)ので、看護婦W田T子ちゃんとG藤Y絵ちゃんとS藤H美ちゃんをこっそり呼び出し・・・だといいんだけど、ひとり寂しく、でも、のびのびと満喫しながら寝ることに。
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# by henacyokooyaji | 2010-04-04 20:37 | 愉快な入院日記
12月15日(金)

 今朝も新ネタなし、もう飽きた。で、いつも通り6時起床。

 毎朝6時半頃、朝刊を売りに来るので、暇に任せ、日経と朝日を買って読むのが日課になっているが、部屋の爺さん達は、新聞も見ないし、テレビも見ない。でもなぜか三面記事は良く知ってんだよね?

なんでかなぁ~と、よく観察してたら、耳にイヤホンが付いてるではないか。ラジオを聞いていたのだ。う~ん、これなら読まなくても、見なくても情報は入るよな。

 最近はビジュアル系のメディアが多く、眼からの情報の伝達が大半を占めるようになってきているが、万人に情報を伝えようとすると、やはり読んで聞かせるラジオの存在を侮る事は出来ないね。操作が簡単で、プライベートに情報を収集出来る点では、今でも一番のような気がする。

耳から入る情報は、結構記憶に残るもんね! 特に自分から情報を選択する事なく、与えられた情報を受け入れるだけの人には最適だね。

そんな事を考えてるうちに朝飯の時間。今朝は焼鮭。となりのS木さんが飯を食いながら向かいのH葉さんと何やら会話をしている。耳をダンボにして聞き入っていると、S木さんは北海道の川で鮭を釣った事があるらしい。今でも時々渓流釣りに出かけるそうだ。

a0153486_17154023.jpg何となく目があったので俺様も会話に参加。聞くと、渓流釣り歴30年のベテランで、東北の川はほとんど知ってるらしい。中でも岩手県の和賀川水系が好きらしく、野宿しながら奥の奥まで入り込み、垂直に切り立った屏風のような岩場を下り、50センチクラスのイワナを釣り上げた事もあるそうです。

俺様も負けず劣らず大好きで、仙台に転勤が決まった時も仕事は不安でいっぱいだったけど、渓流釣り三昧が出きるぞ!と密かにワクワクしてやって来たぐらいです。
でも実際は、車を持って来てないので毎回レンタカーでコストはかさむし、一人だと不安なので、臆病な俺様は恐くて一歩踏み外せばさようなら状態の崖を登ったりしながら奥地まで入る事が出来ず、ほどほどの所でチョロチョロやっている為、仙台に来て2シーズン目だと言うのに、今だ尺イワナは2尾のみという体たらく。
それを聞いたS木さんは、退院したら連れてってやるとの頼もしいお言葉!その後昼まで延々釣り話に花が咲き、気が付くともう昼飯の時間。

 趣味が同じとわかると、途端に打ち解けるから不思議だね。ますます入院生活が楽しくなってきたぜ。
夕方、会社のS君が見舞いに来た。今度は雑誌の差入れだ。おかげで、お見舞いでもらった雑誌やゲーム、DVDなんかが、宿題のように積まれて来ちゃった。

入院当初は暇でしょうがないし、どうやって時間を潰そうかと悩んでいたけれど、最近は時間の観念や流れが、大きくなり、つまんないことでも時間が潰せるようになってきちゃったんだよね。その証拠にこの日記も書いてるでしょ。

晩飯を食ったあと、ゲームをしてたら、担当医のK方先生が部屋にやってきた。しばし様子をうかがった後、何と、そろそろ退院かなと言うではないか。 

俺的には、ようやく水面が半分ぐらいまで下がってきたが、まだまだ眼が使える状態ではないと思うのだけど、次から次にやってくる入院患者をさばくために、ある程度目処が立った患者から順に出していくとのこと。え~もう終わりなの? せっかく仕事から離れられて楽しかったのに・・・。

何か釈然としない面持ちで、ご就寝。
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# by henacyokooyaji | 2010-03-21 17:16 | 愉快な入院日記
12月14日(木)

今朝はうーん、ネタがなくなってきた。とにかく6時に起きた。

今日は総回診の日なんだそうだ。朝から病院側がそわそわしている感じ。聞くと、眼科医長が全入院患者を診るんだそうだ。
各自順番に呼ばれ診察室に入って行く。何か面接試験に臨むような感じだぜ! でも、回診って言うのは、回って診察するって事じゃなかったっけか? 何か偉っそうな感じ。

ブツブツ思いながらも俺様の順番が来ちゃった。ニコニコ中に入ると、スゲー! 担当医から助手から学生から、いっぱいいるじゃないか。

ちなみに親分はN田K二教授といって、病院のホームページで見た時、どうせ若い頃の写真を載せてるんだろう、としか思わなかったけど、本物もスゲー若かった。43歳らしい。たいしたもんだね!

診察は担当医の説明を受けながら教授が診てた。何か担当医の査定をやっているような印象もあったな。流れ作業で学生達にも診せてた。要するにモルモット状態かな。まっ日本の将来を担う若者達に協力しよう!

ちなみにあとで、いつも診察してもらっているY田先生に「眼科の先生ってなんでこんなに若け~もんばっかりなんだ?」って聞いたら、「ある程度したらみんな独立開業しちゃうんですよ」だって。なるほど儲かりそうだもんな。いいなぁ~! 将来、君もY田眼科医院の院長さんだ!応援してるぜ! でも、もうちっと押しを強くした方がいいよ。(余計なお世話でした)

そうこうしているうちに、日も暮れ(早え~)今日、会社のT君が持ってきた24の続きは、まだ新作のため土曜日までに返さなきゃいけないらしいので、今晩もがんばって見ることになりました。今度は右眼がいっちゃうかも? お休みなさい。

おっと大変なことを忘れていた。あのブッチャーことA部さんが、今日退院したんだった。奥様も来ておりましたが、美女と野獣ではなかったかな?お騒がせな爺さまでしたが、奥様には黙っててあげるよ! 

代わりに入所されたのはS木さん70歳位かな、あまり私に愛想がよくないので、よく解りませんが、白内障かな。昨日入ったお二方と一緒に明日手術するらしい。聞き耳たててると、三人共、もう二回目なんたって。大変ですな! 今度こそお休み。
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# by henacyokooyaji | 2010-03-14 21:55 | 愉快な入院日記
12月13日(水)

a0153486_2204167.jpg夜中の事件で、みなさんお寝坊と思いきや、全てはいつも通り、俺は俺で、リレハンメルオリンピック団体銀メダルの葛西選手でお目覚め!う~ん今日も胸が痛い! これってスイカップのお姉ちゃんはどうするんだろう?

真剣に余計な心配をしつつも、今日は唯一まともな会話が出来たO崎さんの退院と、寝てばかりいたW辺さんの転科の日です。(糖尿病の階に移るんだって)

それに今日は朝からショックな事が! いつも朝の回診はY田先生なんだが、今日はK方先生だった。術後のチェックらしい。結果として、思いのほか回復状態がいいらしく、早めの退院を決めるかも知れないと言われた。俺様はすかさず、完治してないのに出さないでくれ~っとお願いした。だって独り身なんだし、家で安静になんかしてらんないし、仕事も出来ないならヤダヨ。ここにいた方が、三食昼寝付きだし、楽なんだもんね! 

何か刑務所で刑期を終えた受刑者が、出所しても仕事ないし、身寄りもないので、また悪さして、戻ってくるのと同じ心境かな。気持ちがわかったような気がする。

でも病院も、回転をよくして、新しい患者を入れた方がいいんだろうね。牛丼屋みたいに食ったら早く出ろってか?さみしーい。

それはさておき、O崎さんとW辺さんに別れを告げるやいなや、新人さんのお迎えのため、ベッドメイクのおばちゃん(失礼!元おねえさま)が早速準備に取りかかる。手際がいいね。今度はもう少し若い人が入って来ないかな? 病気より、コミュニケーションで疲れるよ。

爺さん達は普段通り好き放題やってりゃいいけど、一応おいらとしては、親父以上の歳でもあるし、敬意を払いつつ接しなきゃいかんので、結構疲れるのよ。ほんまに。

別の病室は若いのがいるのに、何で俺の部屋は爺さんばっかなのかなぁ~?若い看護婦から見ると、俺も爺さんの仲間にみえるのかなぁ~?まだ頭に毛もあるし、まっすぐ立ってるし、まだまだ現役してると思うんだけどな?と思う間もなく(結構思った。)、直ぐに新入りのご到着。

今度もまたまた期待を外してくれました。78歳のM山さん白内障。76歳のH葉さん白内障。H葉さんは奥様を連れてのご入院。一緒に泊まるんだって。

新しい方の入院の段取りも済み、しばらくして、私が廊下のベンチでくつろいでいると、息子のような私にH葉さんの奥様が声をかけてきて、「も~!うちの人は一人で何にもできないんだから・・・」とぼやいておりましたが、昭和一桁生まれの男性はそういうもんなんですよ。そういう時代を生きてきたんだから。素直に奥様に「付いて来てくれ」と言うだけ、旦那は偉いと思いましたね。余生を仲良く暮してね!

その夜は、明日、24(ツゥエンティーフォーと読みます)のDVDを返さなきゃいけないので、がんばって一気に4話見て、12時半就寝。
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# by henacyokooyaji | 2010-02-27 22:01 | 愉快な入院日記
12月12日(火)

今朝はアルベールビルオリンピック、ラージヒルジャンプ4位入賞の原田選手でお目覚め。痛ぇ~
隣のA部さん、トイレ開けっ放しで気持ちよさそうに放尿、放屁。朝からやってくれるぜ! 先が思いやられるよ。

A部さんの担当看護婦は、G藤Y絵ちゃんだ。この娘がまぁ~ほんとにちっちゃくてかわいらしいんだよ。150センチないんじゃないの? 踏んじゃいそう。ブッチャーの担当とは正に美女と野獣だね。でもいいなぁ~。ダメダメ、私にはW田T子ちゃんがいるではないか? 最近遅番が多くて、担当と言いながら、あんまり会えてないけどね。あとS藤H美ちゃんもいいな。コラッ! いい加減にしろ! 任務を忘れたか? すみません力一杯脱線しました。

話をA部さんに戻します。A部さんは耳も遠いし、訛りも強いし、会話が大変よ! 俺が「具合どうですか?」と声をかけても、「うまかった。」だって。

はたまた、こっちが話しかけてもいないのに、自分はもう二回目の入院で勝手知ったる病院だから、俺に任しとけ! などと宣うわ、同じ話を毎日聞かされるわで、まるで会話が成立しません。

それにし~んとしている病室内でも、耳が遠いから、大きな声で話をしなきゃいけないんだけど、昨日なんか大きな声で話しかけたら、「うるせい!」だって、やんなっちゃうね。

そんな中、O崎さんは、俺の次に62歳と若いし、60歳で定年になる前は某郵便局長をしていたとのことで、理知的な俺様と話が合い? 飯の後、よく二人で食堂に行きコーヒーしてました。

今日も昼飯の後、二人で食堂兼休憩室にいたら、うろうろ俺達を探していたらしくA部さんが、聞いてもいないのに、大声で自分の病状を話しながら、隣に座り込んで来ました。それから延々自分の病気自慢をしたかと思うと、早く治したいなら寝てなきゃダメだぞと言い残し、さっさと部屋へ引き上げていきました。

やれやれと思い部屋へ戻ると、机の上に薬を一杯に広げ、我々を待っているではありませんか。今度はなぜか俺の方だけを見てずっと話しかけてきます。もうかんべんしてくれ~と思っていたところに、看護婦G藤Y絵ちゃん登場!  脈拍を見るんだとか、その姿を横で見てたら、何か懐かしい思いが。そうだ、俺様がご幼少の頃、母上に読んでいただいた、ガリバー旅行記だ! さしづめ、ガリバーがブッチャーで小人がG藤Y絵ちゃんか?

今日はA部さんに振り回された一日となりましたが、慣れれば平気さ。きっと細かい事は気にしない心の大きな人なのさ。と自分に言い聞かせつつ、ニコニコお相手をした一日でした。俺ってええ奴やろ!
 
そして事件は発生した

みんなが寝静まった午前1時過ぎ、何やら隣のカーテン越しに、呻き声が。しばらくするとそれは何となくリズムのある呻き声に変わってきた。何と隣のA部さんが歌を歌い始めたではないか。

「・・・・月月火水木金金・・・」何か聞いたことのあるような。

初めのうちは、どうせ寝惚けているんだろうと、ほっといたけど、いっこうに終わりそうもないので、様子を見ようと、隣を見るとカーテン越しに立って腕を振りながら歌ってるのが見える。でも昼間の大声とはどこか違うぞ。やっぱり寝惚けてるらしい。仕方がないので、正気に戻してやろうと思った矢先、A部さんはバランスを崩してカーテンをつかんだのはいいけれど、そのカーテンが重さに耐えられず、「ガシャーン!」とA部さんは前のめりにぶっ倒れてしまったではないか。

さすがに、しい~んとした病棟中に響き渡り、あわてて当直のG藤Y絵ちゃんが飛んできた。でも状況がつかめず、キョロキョロ! 俺様が説明し、ようやく事態を理解したG藤H美ちゃんは、A部さんに向かって、「またですかぁ~? おとなしく寝てなきゃダメよ!」と一喝して出ていった。どうもA部さんは、以前にも夜中にパトロールに出た事もある前科者らしい。

兎に角、大騒ぎしたわりには、怪我もせず、ひと安心。ふと、気が付くと、A部さんの向かいのO崎さんは、起きて様子を伺っているが、こんな騒ぎでもW辺さんはカーテンが閉まったままだ。大丈夫かな?

むしろ、A部さんより、そっちの方が心配。でも、お騒がせなこの同居爺さまもご一緒するのはあと数日だし、まあ日々変化があっておもしろいかなと、ポジティブに考える事にするかな? やっぱり俺ってええ奴やろ。
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# by henacyokooyaji | 2010-02-15 20:17 | 愉快な入院日記
12月11日(月)

今朝は、レークプラシッドオリンピック、70m級ジャンプ銀メダルの八木選手で起きました。腰と首が固まってるぜ!

今日は、K藤さんの退院日。朝から奥様がお迎えに。網膜剥離の手術をして、約3週間で出所だ。やっぱり家で畳の部屋に寝るのが一番だろう。お大事に! 戻ってくるなよ。

ついでに、俺様のわがままを聞いてもらい、今まで廊下側だったベッドの場所をK藤さんのいた窓側へ移してもらった。これで景色も見え、明るくなったよ。ちっとうれしい!    

バタバタと移動も終わり、一段落したところで、K藤さんの代わりに、A部さんが白内障で入所してきた。お歳の方は80歳なんだけど、なんか往年のプロレスラーブッチャー(古くてゴメン)にそっくり、声もでかいし、手、足、顔も態度もでかい。どうも第一次産業従事者らしいけど、夜の歓楽街を歩いていたら、みんな道を譲るだろう。

そうこうしているうちに、頼んであった洗髪の順番が回って来た。4日ぶりだぜ。風呂に一緒に入って洗ってくれるのかと思いきや、ちゃんと別にパーマ屋にあるような、後ろ向きに寝て洗う設備があり、そこで洗うんだってさ。

でもなぜか病棟受付けのカウンターの中にあって、通路から丸見えなのよ。別に恥ずかしい事をしているわけではないけど、意味がわからん。

で、誰かその種の専門の方が洗髪するのかなと思ったら、看護婦のS藤H美ちゃんがやってくれるというではないか。ラッキーです。

綺麗なお手々でやさしくゴシゴシ、「痒いところはありますか?」と聞かれたので、「背中!」と答えたら、「・・・・・?」おじさんギャグ撃沈!

変な突っ込みに、おろおろしてる様子もかわいいね。リンスもしてくれたよ。
これで俺様も男復活! 岡本太郎よさようなら。

ちなみに、手術後の左眼の様子だが、まだ明かりが解る程度でなんにも見えません。頭を揺らすと、眼の中に水があるのが解ります。ちょうど飲みかけの牛乳瓶を横にして、底から観ているような感じかな? これが日を追って水面が下がり治っていくらしいよ。

さて、毎日の重大イベントの朝飯、昼飯、夕飯が過ぎ、(何だ飯ばっかりじゃんか!)寝る前の点眼も終わり、早い人はさっさと間仕切りカーテンを閉め、皆が寝る支度を始める頃、(まだ7時過ぎなんだけど・・・)俺様の苦痛の時間が始まる。狭いところでじっとしていられないのだ。早い話、落ち着きがないのと、暗いのと、一人がいやなのだ。つまりお子ちゃまでしゅ。

眠くもないのに、ベッドの上でゴロゴロしていると、もう寝に入った爺さんもいるようで、イビキが聞こえてくる。屁も、し放題だ!誰かが屁をすると、緊張の糸が切れるのか、屁の連鎖が始まる。暗闇に変な連帯感が生まれる。

イビキと屁とうわごとで、なぜか起きているときより騒々しい部屋の夜は更けていく・・・。
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# by henacyokooyaji | 2010-02-10 23:24 | 愉快な入院日記
12月10日(日)

今朝は、昨晩調子こいてDVDを見過ぎたせいで、体よりも頭が痛いぜ!
でも、もう手術も終わった事だし、暮らしもなんとなく落ち着いてきたことから、これからの活動計画?を練らねば!

その前に、この病院での一日のスケジュールを紹介しましょう。

起床 6時    巡回新聞屋が6時半頃廻って来ます。世界の状況を確認すべく毎日購入(えらいでしょ?)
点眼 7時    4種類の目薬を5分おきに点眼
朝食 7時50分 風呂は8時から15時まで。各自、持ち時間20分。表を見ながら、空いてる時間に自分で記入し、勝手に入る。
点眼 11時   2種類の目薬を5分おきに点眼
昼食 12時   途中、たくましいお姉さまが、甲高い声で「移動販売で~す!」とささやきながら、新幹線の車内販売の4倍ぐらい大きなやつをグイグイ押して、行商に来ます。
点眼 15時   2種類の目薬を5分おきに点眼   
夕食 18時   本日最後のイベント! 毎日楽しみ。
点眼 19時   4種類の目薬を5分おきに点眼
消灯 9時    後は自分のスポットライトのみ

途中に検診が入る他は、基本的に自由。単に、飯と点眼の時間が決まっているだけ。(スケジュールとよぶほどのものではないね。)ちなみに、私の場合、うろちょろしていいのは12階のみ。他の階を探検してはならない。

ここで、ちょっと目薬への疑問? どれも一様に容量は、5mlとなってるけど、原液は、1mlに対し多いものでも、5mgしかないぞ! 

計算すると、原液は0.5%であとの99.5%はただの水じゃないの?
昔、目薬は儲かるって親父が言ってたけど、ほんとだなと思ったよ。                                                                                                  
では、今後の活動計画について、
こう見えても俺様は仕事以外は、すごく計画的なのである。

まず思いついたのは、読書(真面目でしょ)、クロスワードパズル、ゲーム、DVD鑑賞、パソコン・・・でも、片目の状態で長時間の読書は結構疲れるし、クロスワードは今ひとつ地味だし、結局、午前中は、新聞、ニンテンドーDS、と館内散歩、午後はDVD、館内散歩、日記書き、夜はテレビ、DVD、ニンテンドーDS。結局、じっとしていて出来ることはこんなもんでした。

おっさんになってまでも、ゲームかよ。と思うかも知れないけど、このニンテンドーDSはヒットだね。初めのうちは売れなかったらしいけど、中年向けにアクションゲームではなく、指先の器用さを問わない頭で考えるクイズや常識、脳トレなどゲームを取り入れたところヒットして、この年末なんか品物がないらしいよ。これは結構むずかしく、時間が経つのも忘れ、没頭しちゃうよ。でも、なぜかいつもいいところまできているところで、検診のお呼びがかかるんだけどね。

a0153486_0253473.jpgもともと俺様は、学生時代に東京でスペースインベーダー(知ってる?昔々、喫茶店のテーブルがテレビを埋め込んだゲーム機になってて、UFOを打ち落とす、あの単純なゲーム)にはまってしまい、学校にも行かず、一日中喫茶店でゲームをやってたのよ。

当時は、日本にコンピュータゲームが流行り始めたばかりで、まだ今みたいに家庭用のテレビゲームなんてものはなく、ゲーセンや喫茶店、パブやバーにも置いてあって、み~んながハマってたんだよね。

そんな時、バイトの帰りに友達と横浜の関内のバーに行ったときなんか、呑みもそこそこに夢中になってゲームで高得点を連発していると、なにやらまわりが騒がしいので、手を止め顔を上げると、真っ黒な人や、どでかい図体したレスラーのような外国航路の船員に囲まれているではないか。

なんとなくヤバイ感じかなと思いきや、「ファンタスティック!」大歓声! 先生、先生と持ち上げられ、飲めや唄えやの乱痴気騒ぎ! 戦争に勝ったような感じ! いい気分! 
てなこともあったよ。つまり流行の最先端を行くヒーローでもあったのさ。

余談はさておき、健常者で忙しい時は、時間があれば、あれがしたい、これがしたいと思うものですが、いざいっぱい時間が出来ると、何から手をつけてよいのやら、結局、何もしたくねぇ~てな風になって、時間だけが過ぎ、みんな放り投げちゃう。何という体たらく。

でも、まだ何かしたいとウズウズしている自分は若いのかもよ。同室の爺さん達は何をするでもなく、俺がパソコンやゲームしてても、関心をまったく示さず寝てばっかりいるんだもんな? 

寝る子は育つと言うけれど、爺さんが育つとスーパー爺さんにでもなるんだろうか? 見てみたいな。そのまま永遠に寝ないでね!
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# by henacyokooyaji | 2010-02-07 00:26 | 愉快な入院日記
12月9日(土)

a0153486_1792680.gif気がつくと、朝6時、寝た時と同じ姿勢でいたよ。おかげで体がガンダムのようにカチカチに固まり、札幌オリンピックの時の日の丸飛行隊、金メダルの笠谷選手のジャンプ姿勢。頭は岡本太郎の爆発だぁ~! になっちゃいました。(若い子はわかるかな?)これから毎日かと思うと、こっちの方がつらいね。

以外と眼の方は痛みもなく、今のところ、心配してたほどでもなかったかな。と落ち着いたところで、そろそろ同室の爺さん達とコミュニケーション取っておかなきゃ? 

てなことで、人間観察を始める。お見受けするにお三方共に、あまり元気がなさそうだ。(当たり前か?)寝てるのか、ただ目を瞑っているのか、判断しかねるが、試しに向かいのO崎さんを突っついてみた。

ムクムクと起きあがると、私を見るなり、「診察か?」ときた。患者着を着た医者がいるかよと思いつつも、「私は網膜剥離ですが、O崎さんは何やったんですか?」と刑務所にでも入ったような聞き方をしちゃった。

ここでは共通の話題は病気だ。ここから話を弾ませねば。聞けば、同じく網膜剥離だが、11月23日から入院しているとのこと。二週間を過ぎたとこだ。いまひとつ経過が思わしくないらしい。

おっ! 80歳のW辺さんが起きてきたぞ。この人は術後の経過が悪く、化膿してるらしく、他の病院から転送されてきたらしい。飯時以外はほとんど起きることがないので、人に危害を加えることはなさそうだ。もう一人の72歳のK藤さんは、来週月曜日退院だそうで、いたっておとなしい爺さまです。

今ひとつ会話が盛り上がらなかったけど、まぁええか! 初めから馴れ馴れしくしてもね。今日はこの辺で許してやる。ガハハ・・・

ここで一つ余談だが、最近の病院食はスゲーんだよ! ちゃんと暖かいんだよ。見ると、昔はでっかいワゴンでガラガラと運び、その間に冷めてしまっていたものが、今はそのワゴンが、ロバのパン屋(かえって解りにくいか?)のような形の冷温装置の付いたワゴンで運ばれて来るため、適温で食えるのだ。しかも俺様のような、高尚な関西人に対し、納豆を特別料理?に交換もしてくれる結構なサービスも付いている。気に入っちゃった。これで一食260円は安いぞ。暮しやすいぞ!

夕刻、会社のT君が、新妻といっしょにお見舞いに来た。いいよなぁー若いかみさんは! うちのとトレードしてくれぇい! お見舞いは、前からお願いしてあったノートパソコンとレンタルDVD。ちょーうれしい。サンキュー!
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# by henacyokooyaji | 2010-01-30 17:09 | 愉快な入院日記
ついにその日が!

12月8日(金)

朝、なにやらまわりがガタゴトうるさいので目が覚める。時計を見ると6時。同室の爺様たちのお目覚めだ。これから毎日このパターンなんだろうな。一日の最初のイベントの朝飯は7時50分なのでまだまだ時間がある。何して時間をつぶそうかなと思っていると、廊下から「朝刊で~す。」と声がする。のぞきに出て見ると、ワゴンにいっぱい新聞を積んでゴロゴロ押しながら叫んでいる。ふ~ん新聞も買えるんだと感心しつつ、俺様も早速購入。いつもの癖で日経にしようかなと思ったけど、仕事モードじゃないんだ。と我に返り100円で買える産経をいただく。便利なシステムになってるんだねと感心しつつ、たいしたニュースはなかったけど、読破!

そうこうしているうちに、朝飯タイム。ご飯にみそ汁に卵焼きに納豆。朝飯の定番だが、俺様高尚な関西人のため納豆が食えない。別のメニューに変えてもらっちゃお。悪いけど残しちゃった。

朝飯も終わり、クロスワードパズルに熱中していると、愛妻がやってきた。昨日はゆっくり寝られたらしい。いつもは子供達の飯の支度や犬の散歩であわただしいのだけど、久しぶりに一人自分の空間でゆっくり出来たんだって。

今日は手術の日。午後二時半からの予定。聞くところによると、全身麻酔ではなく、左眼だけの局部麻酔だそうです。
昼飯のけんちんうどんを食った後、しばらくして、看護婦W田T子に呼ばれ、看護室へ案内された。
手術の前に予め、まつげを切るとのこと。「この年になって、また不良になるのか?」と一人、複雑な気持ちで、看護婦W田T子の前に横たわり、覚悟を決めたのも束の間、何とハサミがまぶたの前に来てびっくり!
バカな俺は、眉毛とまつげを勘違いしていたのでした。かくして緊張も解け、リラックスして「チャーミングに切ってね」とお願いしたら、「笑かすと、眼突くぞ!」だって! う~ん心してかからねば、痛い眼にあわされそうだ。

その後、部屋でまどろんでいると、また看護婦W田T子が手術着を持ってやってきて、着替えろとのこと。しかもT字帯というふんどしを付けろと言うではないか。何で眼の手術にふんどし締めてかからねばならないのか? 気合いを入れるためなのか? さすが日本! 愛国心で精神を高揚させる作戦かと思いきや、単に手術が長くなった場合、トイレに行けないので、そのまま尿瓶などにさせるのだそうだ。

俺は大丈夫と言っても聞き入れてもらえず、「それなら履かせてくれる?」って、看護婦W田T子にお願いしたが、自分でやれとの冷たい返事。やむなく、生まれて初めてふんどしを締める事に。
いざやってみると簡単な構造ながら、どうも要領を得ない。すると見かねた向かいのO崎さんが、やり方を教えてくれた。人生長いとちがうね。

てな事で、ようやくふんどし締めて、手術着に着替えると、今度は点滴マシン? を持って、またまた看護婦W田T子がやってきた。何のためにやるのかを尋ねたら、俺の冗談に慣れたらしく、「これで手術の気分が盛り上がるでしょ?」と言い放たれた。正にその通り、何かERでも見ているような感じになってきたぞ。

かくして手術室にいざ行かん! 手術室には、なぜか眼しか悪くないのに、車椅子に乗せられ、行くことに。質問をすると、「ベットに横たわって行くほどの事ではないでしょ」ともっともな返事。歩いてもいけるのになと思ったが、また質問して返されるといやなので、その先を推理してみると、手術後に一人で歩いてトボトボ帰るのはちょっと盛り上がりに欠けるなという結論に達し、自分で納得。

あれこれ考えているうちに、ぐいぐい押され手術室へ、慣れないふんどしは、スースーして落ち着かないよ~。
手術室はテレビで見るような、あの丸い電気がいっぱいついたシャンデリア? う~ん、とにかく患部を照らすやつもあり、だんだんドキドキしてきた。

手術台には自力であがり(想像では二人がかりで乗せ換えるイメージをしていたが)定位置につく。(その際お膝元にはくれぐれもご注意を!前がはだけ、ふんどしの間から息子が顔を出しそうになり、危うく看護婦にあいさつするとこだったよ。)
心の準備をする間もなく、担当のK方先生は挨拶もそこそこに、すぐに左眼の下に局部麻酔の注射を打ち、いざ手術開始! 

いきなり針のようなものが、左眼に迫ってきたと思うまもなく、ブスリ! なっ何と全部見えるではないか。麻酔がかかると見えなくなると思っていたんだが、恐いよ~!

手術は、硝子体手術(普通に変換すると焼死体になるから注意!)といって、眼球の中の硝子体を取り除き、レーザーで剥がれている部分を焼き付けた後、代わりにガスを注入して圧力をかけて治す。という手術です。早い話、眼球に直接、針や器具を差し込み、グリグリやるという手術です。今考えても恐ろしい手術だな。大丈夫かな?

そういえば12月7日に初めてT北大学医学部附属病院に来たとき、あれこれたらい回しにされた挙句、最終的に専門だからという事で、K方先生に診察されたっけ。ずいぶん若い先生だなと思ってたんだけど、35歳だって! それで先生と呼ばれてるんだ、スゲーな! うちの会社にいる同い年は、まだまだ小僧なんだけどね。

でもって、先生曰く、手術が必要だが、強膜バックリング法と硝子体手術があり、どちらかを選択するように言われた。えーっ俺に判断しろってか? 

あらかじめインターネットで調べてあったので、言ってる事はなんとなく理解できたが、そんな重要な事を世界平和の事しか頭にない、ただの素人が判断出来るわけないよ。と思いつつも、眼にシリコンなど異物を付け、付け剥ぎのような治し方は、何となくいやだったので、硝子体手術がいいと言ってしまいました。こんな時に素早い判断力は必要ないと思うのだが、俺って変な奴。

すると先生曰く、私はどちらもたくさん手掛けて成功しており、網膜系では権威なのだと言うような事を言い、うまくやれるとの事。う~ん心強い返事でもあり、私は名医だと自分で言っているようでもあり、ちっと鼻につきましたが、自信がないと言われるより、よっぽどマシかな? 

先生も、年輪を重ねると、言わずとも、含蓄のあるお言葉になるでしょう。まっ若いんだし、気分を害されても困るので、ニコニコお願いしちゃいました。何で俺が気を使うんだ?

話を手術室へ、手術の一部始終が実況中継され、見えてる状態も、いいんだか、わるいんだか? 時々先生が「あっ!」とか「う~ん!」とか言うのが聞こえるし、「それ逆だろう!」とか、もっと若い先生が怒られてるのも聞こえるし、俺的には「たのむよ~大丈夫?」と複雑な思いでしたが、おとなしく聞いてました。全身麻酔で知らないうちに終わっている方が良かったかな?

結局、約一時間半で手術は無事終わり(と先生は言っていた)病室に戻されることになりましたが、迎えの看護婦W田T子が来るまで、さっき怒られてた26歳のY田先生と話すことが出来、「逆ってなんの話」と聞いたところ、何だかよくわかりませんでしたが、「たいしたことないです。」と心強いお言葉。でもこの先生、俺が東京で可愛がってた子分によく似てて、憎めない感じ!しょうがないな、許してあげる。俺って意外とやさしいでしょ。

病室に戻り、術後の説明を受ける。これからが大変なのだ! 寝るときは基本的にうつ伏せ寝を強要されるんだと! 絶壁頭もついでに治してくれるのかと思いきや、眼球内のガスの圧力で網膜を癒着させるためには、うつ伏せになって眼球の奥の方に圧がかかるようにしなきゃいけないんだそうだ。

これから二週間ほど毎日寝るときはもとより、起きているときも「誠に申し訳ございません。」状態を一日中やってなきゃなんないよ。悪い事してないのに、仕事から離れられて清々してたのに~い!

関係ないけど、薬の説明と書類を持ってきた男の子。たぶん薬剤師だと思うけど、説明を聞きながらも、誰かに似てるよなぁ~。そうだ!ちびまる子ちゃんの丸尾君だ!ゴメンね

夕食の後、早速寝る練習に入る。うつ伏せになり、胸元にマットを入れ、頭を出し、頭の先を枕で支え、息が出来るようにした。初めのうちはいいのだが、俺は人一倍頭が重く(堅くではない)、ただでさえ首が疲れるのに、これは非常に苦痛! いかがしたもんだろう? とはいうものの、今日は緊張して疲れていたのか、微妙に位置調整を繰り返しながらも、直ぐに睡魔が襲ってきた。お休みなさい。
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# by henacyokooyaji | 2010-01-22 22:38 | 愉快な入院日記
いよいよ入院

12月7日(木)

ちょっと二日酔いぎみながら、取り敢えず会社に出社。みんなにお別れし、これからタバコが吸えなくなるので、思いっきり吸いまくって、徒歩で病院へ。

入院手術というのに、なぜかワクワク! 今の会社に勤めて25年。慶弔事以外でまとまって休めるのはこれが初めて! 日頃の重圧から解放されるうれしさの方が不安を上回っているのだ。「今日から休めるぞ!」浮き浮きしながら、9時過ぎに病院に到着。

a0153486_0543684.jpg病院に着くと、入院事務室に行き、マニュアル通りの説明を受け(こんな説明じゃ、爺、婆はわからないだろうと言ってやったら、付き添いの方が分かればいいんですよ。とのこと。全く公務員的!)眼科病棟へ、そこで看護婦? 今は看護師と言うんだって。あき竹城や泉ピン子をイメージしていたが、これは期待を裏切り? みな若く、かわいく、入院にますますやる気が湧いてきた。(変な奴です。)
 
俺様の担当はW田T子ちゃんといいます。年の頃は20代後半かな? かわいい顔して、しっかり者って感じ。いいぞ、いいぞ~よろしくね!
 
院内の設備やルールの説明を受け(あまり聞いてなかったけど)、手首に鑑札を付けられた。何か変な感じだけど、患者を間違えられたら困るもんな。遊園地のフリーパスと思えばいいっか!
その後、取りあえず病室へ通された。

病室は、新西病棟1203号室。4人部屋だ。ここもまた思ったより全然きれいだ。隣の人との間には作りつけのタンスがパーテーションの役割をしており、カーテンと合わせ、それなりにプライバシーも保たれているようだし、ベッドも電動で角度が変えられ、備え付けのワゴンにはカード式のテレビが乗っかり、引出しの中には小さなカード式の金庫までついてるよ。さらに一人部屋だとインターネットまで使えるんだって。へたなホテルよりいいかもね?何か楽ちんできそう。

しかし、眼科の病棟は年配の患者が多いとは聞いていたが、本当だった。同室の方は80歳で耳が遠い白内障のW辺さん、72歳の網膜剥離のK藤さん、63歳の網膜剥離のO崎さんと私。俺って子供みたい。これからどんなことになるのか楽しみだ。

その後、身長、体重等簡単な検査があり(眼科に関係ないと思うけど..)そうこうしているうちに、昼飯の時間となった。もう今日から飯が出るのだ!
 
どれどれ、本日のお昼はカレーでした。スプーンを持ってきて良かった。味も期待していたほど? まずくなく、容器がプラスティックなのでチープな感じは否めないが、これなら暮らせる? と思った。

午後からは、なにもすることがなく、これから暮らす事となる新居の周りを探検に出発!
眼科病棟は新西病棟の12階にあるので、仙台を一望出来き、景色もいいね。 ただどこの病院も同じなんだろうけど、継ぎ接ぎで新しいものを建ててきているので、中は迷路のようだ。以前探検に出た爺さんが、遭難し、発見されたときは、なぜか他の階の女風呂に入っていたそうじゃ・・・

夕方、奥方が東京から駆けつけてきた。当の本人は、病気のことよりも、会社が休める事の方がうれしいので、たいして気にしてないのだが、奥方にしてみれば、病気にはより過敏なのであろうか、最近お父さんが亡くなったり、お母さんが呆けたりで、ほっとけないのだろう。ありがたいね。

持ってきてくれたカーディガンやお菓子などあれこれ店を広げていると、またまた飯の時間となった。晩飯は赤魚の煮付けでした。これからは飯が毎日のイベントの中心になるんだろうな。その証拠に壁には一週間の献立表が貼ってある。

ちなみに明日は銀鮭の照り焼き、明後日は白身魚の野菜あんかけ・・・う~んどうもお年寄りが多いせいか、和食のしかもやわらかい食事が中心みたいだな。健康になっちゃいそうだぜ!

愛妻はきれいな病室と仙台が一望できる景観に感心しつつ、夏の広瀬川の花火の季節だったら良かったのにね。と安心したのか観光気分になり、ご満悦!小物など必要なものを見繕い、今夜は俺様の高級一部屋マンションに泊まるということで帰って行った。

早々と晩飯もおわって、さてどうしたものか?する事ないし、テレビでも見ようとカードを買って、スイッチオン! 1000円のカードで30時間。しっかりしてるね。

でもまだ6時半頃だよ。平日のこんな時間にテレビを見る事なんて、小学生以来かな? 普段馴染みのない番組を見ながらも、あの頃はマンガをよく見てた時間だな。と、思いながらしばらく見ていると、あちこちでカーテンをシャーと引く音がする。もう消灯時間かなと、時計を見るとまだ8時だよ。爺様は寝るのが早いね。病室の電気も消されちゃった。しかたなく、俺様もカーテンを引き、個室モードにしてまたテレビを見始める。

途中11時半頃かな? ニュースジャパンの滝川クリステルを見ていると、担当の看護婦W田T子ではなくS藤H美ちゃんというかわいらしいお姉ちゃんに懐中電灯で照らされ、早く寝ろと怒られた。しょうがないね、今一つ眠くないけど、布団にもぐり込みご就寝。
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# by henacyokooyaji | 2010-01-17 00:55 | 愉快な入院日記
12月5日(火)

「あさってから入院になっちゃいました。」と、朝礼でニコニコうれしそうに話し、朝から、上司への連絡や先月の月報書きで、バタバタとワクワクと時間が過ぎて、もうお帰りの時間。一番年輩の部下と呑みに行く。

 彼は、勤続24年のベテランだが、出世に興味がないのか、才能がないのか、営業として職人を極める方向にあるようで、我が道を行くいわゆるアウトローと言えばかっこいいけど、単なる田舎のおっさんです。
 
 彼の名はS恒明。秋田の白神山地の元またぎの息子らしい?小さい頃は山の中を縦横無尽に走り回り、野宿をしながら、イワナを食い、熊と戯れる、まさにアウトドアライフを満喫した生活を行っていた野生児だ。おかげで、長距離の移動をもろともせず、次々に狙った獲物を確実にゲットする執着力を持ち合わせ、うちの営業所内では田舎のXメン?(う~ん、そんなかっこよくないぞ!)として崇め奉られています。(うそです!)

 しかしながら、事務は全く出来ず、うちの元おねえちゃん連中からしょっちゅう罵声を浴びせられながらも、めげずに、とぼとぼ出かけていく姿が憎めない味を醸し出してるうちの一番いい加減なトップセールスマンです。

 彼は、笑福亭鶴瓶のように、なぜかエピソードが多く、仕事中に営業車でカモシカを跳ねただの、吹雪の中、身動きが取れずトンネルの中で一夜を過ごしただの、泊まるとこがなくてラブホテルに入り、一人木馬で遊び、回転ベッドで寝た。など、酒の席でのネタには事欠かない楽しい存在だ。

 そんな彼にして見れば、網膜剥離なんぞ、すかしっ屁ぐらいの事でしかなく、ここでもまた同情を得られず、しまいにゃ、「いいじゃないですかぁ~眼は二つあるんだから一つぐらい見えなくとも、どおって事ないじゃん」と言う始末、まったく人事だよな!


12月6日(水)

 明日からの入院に備え、仕事の引継ぎと、入院グッズの準備をしなきゃ!

 今日は、私めの為に、就任早々、仙台へ常駐しなくてはならなくなったN松部長がこちらにやってくる。彼は、私の後輩でありながら、持ち前の熱血漢で、グイグイ頭角を現し、俺様をとっくの昔に抜き去り、今や東日本のエリアマネージャーとして君臨するお偉い様なのだ。みみっちい俺様とはえらい違いだね。

 車で仙台駅に迎えに行き、そのまま入院グッズとして、洗面用具や箸、箸箱湯飲み等あれこれ買いに、ダイソーへ、雑誌を買いに本屋へ、お菓子を買いにスーパーへ、遠足の前日のような感覚。ルンルン気分! 時間が無いので、付き合わせちゃった。

 仕事の引継ぎもそこそこに、その日の夜は、最後の晩餐ということで、二人でしこたま飲んじゃいました。
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# by henacyokooyaji | 2010-01-11 22:06 | 愉快な入院日記
12月4日(月)

月曜の朝は目覚めが悪いね。ぐずぐずしながらも支度をし、営業所へ出社。みんなに事情を話し、早速T北大学医学部附属病院に診察してもらいに出かける。
受付で用紙に記入し、順番を待つ。名前を呼ばれ、窓口に行くと、紹介状を出せとの事。

そうなんです。大学病院では急患を除き、へなちょこな一見さんはお断りなのだ! なんか偉くなった気分で、すかさず差し出した。

手続も終わり、いざ眼科外来へ、さんざん待たされた後、視力検査等、通り一遍の検査を終え、診察室へ、なんと若い女医でした。いつもの習性で左手をチェックすると、指輪してた。残念! 

あまり会話も弾むことなく診察は淡々と進み、しばし待たされた後、なぜかまた次の先生へ、今度は背が高く、公家様のような顔立ちの先生が、子分らしき先生と一緒にじろじろ俺様の目をのぞき込む。なんかスゲ~疲れてきたよ。

またまた待たされた後、更にもう一人の先生へ。もうこれで終わりなんだろうな。と思いつつ、のちに主治医となるK方先生の診察。やはり網膜剥離だと! (はじめから、そう言ってるじゃん。)

結局三人の先生にたらい回しにされ、挙げ句の果てに、もうおしまいと言うことで昼飯食ってから、精算の順番を待ってたら、係りの女性がやってきて、さっき眼の写真を取り忘れたから、もう一度眼科へ戻ってくださいだって。

てっきり、戻ったら直ぐに撮ってもらえるものと思っていたら、なんと一番最後に回され、更に待つ事1時間半。誰のミスなんだよ~! 詫びの言葉一つなく、淡々と撮影が終わり、結局、朝8時30分に入って、終わったのは夕方4時。こんなのありかよ! いい加減、眼圧上がるぜ!

本人に自覚があまりないのに、着々と事態は進行し、7日入院、8日に手術する事が決まった。
病院の対応にブツブツ言いながらも、帰り道、何を用意すればいいのかなとか、手術って痛いのかなぁ~とか、いろいろ考えながら、入院そして手術が確定した状況に、旅行に行くわけではないのに、なぜかワクワクしてる自分がとっても変でした。
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# by henacyokooyaji | 2010-01-09 17:58 | 愉快な入院日記
仙台へ

12月3日(日)

 翌朝起きて、よく考えてみると、なにもわざわざ一人で仙台まで行って手術しなくてもいいんじゃないかと思いもしたが、このまま戻らず、東京でズルズルと休んでしまうのも、仕事熱心?な俺様としては許せないし、洗濯物を干したままだし、レンタルビデオは返してないし、生ゴミがそのままだし、などと、つまんねぇ~理由ばかりだが、やっぱり帰る(行く?)事にした。

a0153486_18581154.jpg 帰りはいつもの はやて・こまち27号 東京16:56発 はやての喫煙車で三人席の窓側A席に乗ります。
余談ですが、何ではやて号かというと、併結しているこまち号はちょっと根性なしで、雪やカモシカだと言っては、サボって動かない事があるんですよ。

仕事で秋田までこまち号に乗る事がちょくちょくあるけど、盛岡からはやて号と別れ、山の中をとことこローカル線を走るんだ。しかも単線だぜ。冬はとっても雪深い地域だし、カモシカは普通に車窓から見えたりするし、大自然の中を走る新幹線の形をした田舎のディーゼルカーみたいなもんだよ。これじぁ冬場はあんまりあてになんないよな。
それと三人席の窓側A席を取る訳は、最後まで売れ残るのは三人席の真ん中、B席、つまり混まない限り空いている確率が高く、となりに人がいない分、伸び伸びと両ひじを張れ、誰にも邪魔されない空間を作る事が出来るから好きなのさ!

で、今日はというと、混んでるのか、発車間際に人が来ちゃった...ちぇ! こうなると三人席の窓側は最悪! 身動きとれないし、車内販売には声をかけづらいし、トイレに行くのも大変だし、あ~ついてねぇ~な。
ちなみに、となりのお客様は、一見すると格好良いが、何かバランスが悪いぞ。リーバイス501で決めてるのはいいけれど、みょ~に足が短いんだよね。
 きっと裾上げした時、あんまり生地が余るもんだから、かっこわるいと思いつつも、今更引っ込みがつかず、かといって、それでベストでも作ってくれとも言い出せず、買ってしまったパターンと見た。結構当たってるかもよ?

a0153486_18585932.jpg と、つまんないことを考えつつ約1時間半で仙台に到着。ここから俺様の高級一部屋マンションへはあの日本一高い地下鉄に乗って終点の泉中央駅まで約15分。今晩は入院報告を兼ね、駅近くの行きつけの牛タン屋へ。

a0153486_1859275.jpg のれんをくぐると、顔中包帯だらけのおにいちゃんがカウンターに鎮座。よく見ると、いつもは厨房の中にいる店員のにいちゃんじゃねぇ~か。「どうしたの?」と尋ねると、今日バイクで事故って店長に報告に来たんだそうです。外見からして痛々しく、同情をかう雰囲気。おかげで、網膜剥離がへなちょこな病気に見えちゃうよ!

 今一つ主役になれなかった自分の目に、つまんねぇ~なと思いつつも、牛タンをつまみに、さんざん呑んで、終いにゃ何しに来たのかを忘れちゃいました。
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# by henacyokooyaji | 2009-12-26 18:59 | 愉快な入院日記
12月1日(金)

 ようやく月末の喧噪からは解放されたが、がんばった結果、月が変わってゼロクリア。ホッとする間もなく、今日からまたスタートだ! とほほ・・・ 
でもなぜか朝から不穏な動きが・・・こんな時期に人事があったようだ! しかも、我々下っ端ではなく、上の人間だ。部長の入れ替えがあったらしい。
この先どうなるのか、少々不安を感じつつ、昼過ぎの新幹線で東京へ、そうです。今日は本社で会議なんです。毎月第一営業日の夕方、東日本チームと称する、札幌、青森、仙台、郡山、宇都宮、新潟の営業所長が集められ、なぜか毎回本社の通称「お仕置きルーム」でやるんです。
a0153486_19101539.gifでも、はじめの心配はどこへやら、会議は連絡事項だけで早々に終わり、元々会議の後にセッティングされていた忘年会が急遽、新体制決起宴会になり、眼のことなんかすっかり忘れ、新部長と共にドンチャン騒ぎ!つくづく俺達北国チームは平和だよな! 
今日は金曜日。ついでに家へ帰れるので、遠慮なく呑ませていただきました。


 ひぇ~! ほんまでっか?

12月2日(土)
昨日はどうやって家まで帰ってきたか覚えてないけど、朝起きると家にいた。
今日は午前中パーマ屋へ(軟派な俺様は、床屋には行かないのだ!)。終わった後、久しぶりに近くにある社宅へ以前の子分を訪ねてみたら、前の公園で子供と遊んでた。相変わらず子煩悩だよな。昔は女煩悩でもあったみたいだけど、最近はおとなしくしてるんだと? いいよな、若いって! 
そんな時、思い出したように、またまたいろんな形のものが目の前をぐるぐる。やな感じ! 
帰ってから、奥方に話したら、「開いてる眼科見付けたから、行ってみれば?」とのやさしいお言葉に、暇に任せ、近所のスーパーの中にある眼科で診てもらう事に。
ここは普段はコンタクトレンズを作る際の検査を中心にやってるとこだけど、「どうせたいしたことないんだから。」と、あまり気にすることなく、軽いのりで、初診の手続を済ませ、順番を待つこと5分。結構早いねと思いつつ診察室へ、先生は若く、30代でしょうかね。俺の話を一通り聞くと、虫眼鏡みたいなものや、例の眼鏡屋さんにもあるような、あごを乗せて眼の検査をするマシンで、しげしげと検査、直ぐに終わるのかなと思いきや、なにやら考え込んでいる様子。瞳孔を開かせる目薬を差し、一旦待合室へ。
しばらくして再び呼ばれると、また、あご乗せマシンで、やたら光線を当て、写真をパチパチ! その後、ついに解明したかのごとく、やおら分厚い眼の写真集みたいなものを取り出し、説明を始めた。まるで木星や金星の写真でも見ているような感じだったが、自分の眼の写真と見比べて、「ほら、ここにほころびのようなものが見えるでしょ?」とのこと。「ほぉ~」っと言われるがままに感心して見ておりましたが、いまひとつよくわかりません。先生曰く、これが網膜剥離なんだそうです。しかも結構大きなほころびで、重篤なんだそうです。
そう言われて初めて、事の重大性に気がつきました。(遅せ~よ!)なんだか相当やばいらしく、早く手術しないと失明するんだそうです。a0153486_1858528.gif
先生は久しぶりにいっぱしの病気を発見して、何か得意げになったような感じでしたが、仙台での単身赴任の状況を話したところ、知ってる病院がないというので、自分から「T大医学部附属病院がいいんじゃない?」と言ったら、何の疑いもなく紹介状を書いてくれました。単に営業所に近くて、有名そうだったから言っただけなんだけどな。
紹介状には「T大学医学部附属病院眼科医長机下」と書いてあり、封印されてました。(なんか重々しいね!)
余談ですが、ついでにお勉強タイム。「机下」って聞き慣れない言葉だけど、大辞泉によると、《相手の机の下に差し出す意》手紙で、相手に対する敬意を表す脇付(わきづけ)としてあて名の横に添えて書く語。案下。だそうです。
やっぱ、医学部を出た先生は賢いね。あれで年収どれぐらいあるのかな?と下世話なことを考えつつも、先行きどうなる事やら、少々不安になってきた....

つづく...
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# by henacyokooyaji | 2009-12-23 19:13 | 愉快な入院日記
これは3年前に実体験した脳天気な入院日記です。


まえがき

人類は一家、世界は皆兄弟(どこかで聞いたな?)をモットーに、日々、平和を願い、国際紛争のない楽しい世界を作ろうと大きな志を持ちながら、その才能をいつまでも隠し続け、会社では、武部勤にそっくりな上司に、事ある毎にいじめをうけている小心者のこの俺が、ある日突然、左眼の中に、やたら怪しげな物体を見るようになり、「ムム・・こんなところにサイボーグ化された組織が仕込んであったのか、やはり俺様は普通の人間ではなく、特別な使命をおびたエージェントだったのか・・・」と、馬鹿なことを考えつつも、近所の眼科に軽い乗りで診てもらいに行ったところ、網膜剥離になっていると言うではないか。今まで言葉では聞いた事はあっても、年寄りの病気だと思っていたので、気にもとめることもなかったが、よりにもよって、単身赴任中の仙台で、入院するはめとなった俺様が、実体験を元に、感じ、思った事をおもしろおかしく綴った日記です。

いつも通り

平成18年11月29日(水)

今日も一日が終わり、そろそろ帰ろうかなっと思ったら、すでに8時30分、単身赴任となってもうすぐ2年を迎えようとしているが、毎日帰る頃になると悩むんだよな。晩飯。一人分だけ作るのってすごいムダなんだよねぇ~。
そんなことで帰りに、イトーヨーカドーで、ついつい出来合えの総菜や弁当で済ましてしまうんだけど、今日も見い~っけた! ちゃんこ鍋セットだ! アルミの鍋に鶏肉、つくね、白菜、ネギ、椎茸、エノキ、牛蒡、ちゃんこの素が入って、498円! 他にもキムチ鍋、きりたんぽ鍋があるよ。しかもこれが夜8時過ぎになると、さらに40%OFFになっちゃうんだから、299円だぞ! タバコよりも安いぞ! 買わないと損だぞ! 独り者のおっさん達の中では競争率が高く、この前なんかハゲ親父にタッチの差で最後の一個を取られちゃったよ。くやし~い!
ゲット出来た日は、リビングとキッチンとベッドルームが一体化した、多機能高級一部屋マンションに戻って、鍋を食いながら、酒を呑みながら、テレビを見ながら、ダラダラと夜が更けていく。これが俺様の至福のひととき。満足満足! 
でも今日は目の前に何やらいろんなものが見えるな。呑み過ぎたかな?と思いつつ布団の中に。


11月30日(木)

いつも通り、朝8時前に出社。今朝も全員揃わない日だ。東北の中で、青森と福島を除く宮城、山形、秋田、岩手の四県を仙台一カ所でカバーしてるんだもんな。必然的に泊まり掛けの出張や長距離日帰り仕事が多くなり、おじさん達はヘロヘロですわ。でも毎日の事だと、これに慣れてくるから不思議なもんだよな。みんな良くやってくれてるよ。感謝、感謝。
てな事を考えつつも、昨夜に続き左眼に時々アメーバーやボウフラやミドリムシや血管のようなものがいつになく多く見えるんだけど、ノルマに追い回され、気にする間もなく、普段通り、仕事仕事! 
今日は最終日。みんな帰ってきたら、打ち上げに呑みに行くかな!?

つづく...
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# by henacyokooyaji | 2009-12-20 19:20 | 愉快な入院日記