充実した休日を求めてチャレンジし続けるへなちょこおやじのブログです。


by henacyokooyaji

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12月13日(水)

a0153486_2204167.jpg夜中の事件で、みなさんお寝坊と思いきや、全てはいつも通り、俺は俺で、リレハンメルオリンピック団体銀メダルの葛西選手でお目覚め!う~ん今日も胸が痛い! これってスイカップのお姉ちゃんはどうするんだろう?

真剣に余計な心配をしつつも、今日は唯一まともな会話が出来たO崎さんの退院と、寝てばかりいたW辺さんの転科の日です。(糖尿病の階に移るんだって)

それに今日は朝からショックな事が! いつも朝の回診はY田先生なんだが、今日はK方先生だった。術後のチェックらしい。結果として、思いのほか回復状態がいいらしく、早めの退院を決めるかも知れないと言われた。俺様はすかさず、完治してないのに出さないでくれ~っとお願いした。だって独り身なんだし、家で安静になんかしてらんないし、仕事も出来ないならヤダヨ。ここにいた方が、三食昼寝付きだし、楽なんだもんね! 

何か刑務所で刑期を終えた受刑者が、出所しても仕事ないし、身寄りもないので、また悪さして、戻ってくるのと同じ心境かな。気持ちがわかったような気がする。

でも病院も、回転をよくして、新しい患者を入れた方がいいんだろうね。牛丼屋みたいに食ったら早く出ろってか?さみしーい。

それはさておき、O崎さんとW辺さんに別れを告げるやいなや、新人さんのお迎えのため、ベッドメイクのおばちゃん(失礼!元おねえさま)が早速準備に取りかかる。手際がいいね。今度はもう少し若い人が入って来ないかな? 病気より、コミュニケーションで疲れるよ。

爺さん達は普段通り好き放題やってりゃいいけど、一応おいらとしては、親父以上の歳でもあるし、敬意を払いつつ接しなきゃいかんので、結構疲れるのよ。ほんまに。

別の病室は若いのがいるのに、何で俺の部屋は爺さんばっかなのかなぁ~?若い看護婦から見ると、俺も爺さんの仲間にみえるのかなぁ~?まだ頭に毛もあるし、まっすぐ立ってるし、まだまだ現役してると思うんだけどな?と思う間もなく(結構思った。)、直ぐに新入りのご到着。

今度もまたまた期待を外してくれました。78歳のM山さん白内障。76歳のH葉さん白内障。H葉さんは奥様を連れてのご入院。一緒に泊まるんだって。

新しい方の入院の段取りも済み、しばらくして、私が廊下のベンチでくつろいでいると、息子のような私にH葉さんの奥様が声をかけてきて、「も~!うちの人は一人で何にもできないんだから・・・」とぼやいておりましたが、昭和一桁生まれの男性はそういうもんなんですよ。そういう時代を生きてきたんだから。素直に奥様に「付いて来てくれ」と言うだけ、旦那は偉いと思いましたね。余生を仲良く暮してね!

その夜は、明日、24(ツゥエンティーフォーと読みます)のDVDを返さなきゃいけないので、がんばって一気に4話見て、12時半就寝。
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by henacyokooyaji | 2010-02-27 22:01 | 愉快な入院日記
12月12日(火)

今朝はアルベールビルオリンピック、ラージヒルジャンプ4位入賞の原田選手でお目覚め。痛ぇ~
隣のA部さん、トイレ開けっ放しで気持ちよさそうに放尿、放屁。朝からやってくれるぜ! 先が思いやられるよ。

A部さんの担当看護婦は、G藤Y絵ちゃんだ。この娘がまぁ~ほんとにちっちゃくてかわいらしいんだよ。150センチないんじゃないの? 踏んじゃいそう。ブッチャーの担当とは正に美女と野獣だね。でもいいなぁ~。ダメダメ、私にはW田T子ちゃんがいるではないか? 最近遅番が多くて、担当と言いながら、あんまり会えてないけどね。あとS藤H美ちゃんもいいな。コラッ! いい加減にしろ! 任務を忘れたか? すみません力一杯脱線しました。

話をA部さんに戻します。A部さんは耳も遠いし、訛りも強いし、会話が大変よ! 俺が「具合どうですか?」と声をかけても、「うまかった。」だって。

はたまた、こっちが話しかけてもいないのに、自分はもう二回目の入院で勝手知ったる病院だから、俺に任しとけ! などと宣うわ、同じ話を毎日聞かされるわで、まるで会話が成立しません。

それにし~んとしている病室内でも、耳が遠いから、大きな声で話をしなきゃいけないんだけど、昨日なんか大きな声で話しかけたら、「うるせい!」だって、やんなっちゃうね。

そんな中、O崎さんは、俺の次に62歳と若いし、60歳で定年になる前は某郵便局長をしていたとのことで、理知的な俺様と話が合い? 飯の後、よく二人で食堂に行きコーヒーしてました。

今日も昼飯の後、二人で食堂兼休憩室にいたら、うろうろ俺達を探していたらしくA部さんが、聞いてもいないのに、大声で自分の病状を話しながら、隣に座り込んで来ました。それから延々自分の病気自慢をしたかと思うと、早く治したいなら寝てなきゃダメだぞと言い残し、さっさと部屋へ引き上げていきました。

やれやれと思い部屋へ戻ると、机の上に薬を一杯に広げ、我々を待っているではありませんか。今度はなぜか俺の方だけを見てずっと話しかけてきます。もうかんべんしてくれ~と思っていたところに、看護婦G藤Y絵ちゃん登場!  脈拍を見るんだとか、その姿を横で見てたら、何か懐かしい思いが。そうだ、俺様がご幼少の頃、母上に読んでいただいた、ガリバー旅行記だ! さしづめ、ガリバーがブッチャーで小人がG藤Y絵ちゃんか?

今日はA部さんに振り回された一日となりましたが、慣れれば平気さ。きっと細かい事は気にしない心の大きな人なのさ。と自分に言い聞かせつつ、ニコニコお相手をした一日でした。俺ってええ奴やろ!
 
そして事件は発生した

みんなが寝静まった午前1時過ぎ、何やら隣のカーテン越しに、呻き声が。しばらくするとそれは何となくリズムのある呻き声に変わってきた。何と隣のA部さんが歌を歌い始めたではないか。

「・・・・月月火水木金金・・・」何か聞いたことのあるような。

初めのうちは、どうせ寝惚けているんだろうと、ほっといたけど、いっこうに終わりそうもないので、様子を見ようと、隣を見るとカーテン越しに立って腕を振りながら歌ってるのが見える。でも昼間の大声とはどこか違うぞ。やっぱり寝惚けてるらしい。仕方がないので、正気に戻してやろうと思った矢先、A部さんはバランスを崩してカーテンをつかんだのはいいけれど、そのカーテンが重さに耐えられず、「ガシャーン!」とA部さんは前のめりにぶっ倒れてしまったではないか。

さすがに、しい~んとした病棟中に響き渡り、あわてて当直のG藤Y絵ちゃんが飛んできた。でも状況がつかめず、キョロキョロ! 俺様が説明し、ようやく事態を理解したG藤H美ちゃんは、A部さんに向かって、「またですかぁ~? おとなしく寝てなきゃダメよ!」と一喝して出ていった。どうもA部さんは、以前にも夜中にパトロールに出た事もある前科者らしい。

兎に角、大騒ぎしたわりには、怪我もせず、ひと安心。ふと、気が付くと、A部さんの向かいのO崎さんは、起きて様子を伺っているが、こんな騒ぎでもW辺さんはカーテンが閉まったままだ。大丈夫かな?

むしろ、A部さんより、そっちの方が心配。でも、お騒がせなこの同居爺さまもご一緒するのはあと数日だし、まあ日々変化があっておもしろいかなと、ポジティブに考える事にするかな? やっぱり俺ってええ奴やろ。
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by henacyokooyaji | 2010-02-15 20:17 | 愉快な入院日記
12月11日(月)

今朝は、レークプラシッドオリンピック、70m級ジャンプ銀メダルの八木選手で起きました。腰と首が固まってるぜ!

今日は、K藤さんの退院日。朝から奥様がお迎えに。網膜剥離の手術をして、約3週間で出所だ。やっぱり家で畳の部屋に寝るのが一番だろう。お大事に! 戻ってくるなよ。

ついでに、俺様のわがままを聞いてもらい、今まで廊下側だったベッドの場所をK藤さんのいた窓側へ移してもらった。これで景色も見え、明るくなったよ。ちっとうれしい!    

バタバタと移動も終わり、一段落したところで、K藤さんの代わりに、A部さんが白内障で入所してきた。お歳の方は80歳なんだけど、なんか往年のプロレスラーブッチャー(古くてゴメン)にそっくり、声もでかいし、手、足、顔も態度もでかい。どうも第一次産業従事者らしいけど、夜の歓楽街を歩いていたら、みんな道を譲るだろう。

そうこうしているうちに、頼んであった洗髪の順番が回って来た。4日ぶりだぜ。風呂に一緒に入って洗ってくれるのかと思いきや、ちゃんと別にパーマ屋にあるような、後ろ向きに寝て洗う設備があり、そこで洗うんだってさ。

でもなぜか病棟受付けのカウンターの中にあって、通路から丸見えなのよ。別に恥ずかしい事をしているわけではないけど、意味がわからん。

で、誰かその種の専門の方が洗髪するのかなと思ったら、看護婦のS藤H美ちゃんがやってくれるというではないか。ラッキーです。

綺麗なお手々でやさしくゴシゴシ、「痒いところはありますか?」と聞かれたので、「背中!」と答えたら、「・・・・・?」おじさんギャグ撃沈!

変な突っ込みに、おろおろしてる様子もかわいいね。リンスもしてくれたよ。
これで俺様も男復活! 岡本太郎よさようなら。

ちなみに、手術後の左眼の様子だが、まだ明かりが解る程度でなんにも見えません。頭を揺らすと、眼の中に水があるのが解ります。ちょうど飲みかけの牛乳瓶を横にして、底から観ているような感じかな? これが日を追って水面が下がり治っていくらしいよ。

さて、毎日の重大イベントの朝飯、昼飯、夕飯が過ぎ、(何だ飯ばっかりじゃんか!)寝る前の点眼も終わり、早い人はさっさと間仕切りカーテンを閉め、皆が寝る支度を始める頃、(まだ7時過ぎなんだけど・・・)俺様の苦痛の時間が始まる。狭いところでじっとしていられないのだ。早い話、落ち着きがないのと、暗いのと、一人がいやなのだ。つまりお子ちゃまでしゅ。

眠くもないのに、ベッドの上でゴロゴロしていると、もう寝に入った爺さんもいるようで、イビキが聞こえてくる。屁も、し放題だ!誰かが屁をすると、緊張の糸が切れるのか、屁の連鎖が始まる。暗闇に変な連帯感が生まれる。

イビキと屁とうわごとで、なぜか起きているときより騒々しい部屋の夜は更けていく・・・。
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by henacyokooyaji | 2010-02-10 23:24 | 愉快な入院日記
12月10日(日)

今朝は、昨晩調子こいてDVDを見過ぎたせいで、体よりも頭が痛いぜ!
でも、もう手術も終わった事だし、暮らしもなんとなく落ち着いてきたことから、これからの活動計画?を練らねば!

その前に、この病院での一日のスケジュールを紹介しましょう。

起床 6時    巡回新聞屋が6時半頃廻って来ます。世界の状況を確認すべく毎日購入(えらいでしょ?)
点眼 7時    4種類の目薬を5分おきに点眼
朝食 7時50分 風呂は8時から15時まで。各自、持ち時間20分。表を見ながら、空いてる時間に自分で記入し、勝手に入る。
点眼 11時   2種類の目薬を5分おきに点眼
昼食 12時   途中、たくましいお姉さまが、甲高い声で「移動販売で~す!」とささやきながら、新幹線の車内販売の4倍ぐらい大きなやつをグイグイ押して、行商に来ます。
点眼 15時   2種類の目薬を5分おきに点眼   
夕食 18時   本日最後のイベント! 毎日楽しみ。
点眼 19時   4種類の目薬を5分おきに点眼
消灯 9時    後は自分のスポットライトのみ

途中に検診が入る他は、基本的に自由。単に、飯と点眼の時間が決まっているだけ。(スケジュールとよぶほどのものではないね。)ちなみに、私の場合、うろちょろしていいのは12階のみ。他の階を探検してはならない。

ここで、ちょっと目薬への疑問? どれも一様に容量は、5mlとなってるけど、原液は、1mlに対し多いものでも、5mgしかないぞ! 

計算すると、原液は0.5%であとの99.5%はただの水じゃないの?
昔、目薬は儲かるって親父が言ってたけど、ほんとだなと思ったよ。                                                                                                  
では、今後の活動計画について、
こう見えても俺様は仕事以外は、すごく計画的なのである。

まず思いついたのは、読書(真面目でしょ)、クロスワードパズル、ゲーム、DVD鑑賞、パソコン・・・でも、片目の状態で長時間の読書は結構疲れるし、クロスワードは今ひとつ地味だし、結局、午前中は、新聞、ニンテンドーDS、と館内散歩、午後はDVD、館内散歩、日記書き、夜はテレビ、DVD、ニンテンドーDS。結局、じっとしていて出来ることはこんなもんでした。

おっさんになってまでも、ゲームかよ。と思うかも知れないけど、このニンテンドーDSはヒットだね。初めのうちは売れなかったらしいけど、中年向けにアクションゲームではなく、指先の器用さを問わない頭で考えるクイズや常識、脳トレなどゲームを取り入れたところヒットして、この年末なんか品物がないらしいよ。これは結構むずかしく、時間が経つのも忘れ、没頭しちゃうよ。でも、なぜかいつもいいところまできているところで、検診のお呼びがかかるんだけどね。

a0153486_0253473.jpgもともと俺様は、学生時代に東京でスペースインベーダー(知ってる?昔々、喫茶店のテーブルがテレビを埋め込んだゲーム機になってて、UFOを打ち落とす、あの単純なゲーム)にはまってしまい、学校にも行かず、一日中喫茶店でゲームをやってたのよ。

当時は、日本にコンピュータゲームが流行り始めたばかりで、まだ今みたいに家庭用のテレビゲームなんてものはなく、ゲーセンや喫茶店、パブやバーにも置いてあって、み~んながハマってたんだよね。

そんな時、バイトの帰りに友達と横浜の関内のバーに行ったときなんか、呑みもそこそこに夢中になってゲームで高得点を連発していると、なにやらまわりが騒がしいので、手を止め顔を上げると、真っ黒な人や、どでかい図体したレスラーのような外国航路の船員に囲まれているではないか。

なんとなくヤバイ感じかなと思いきや、「ファンタスティック!」大歓声! 先生、先生と持ち上げられ、飲めや唄えやの乱痴気騒ぎ! 戦争に勝ったような感じ! いい気分! 
てなこともあったよ。つまり流行の最先端を行くヒーローでもあったのさ。

余談はさておき、健常者で忙しい時は、時間があれば、あれがしたい、これがしたいと思うものですが、いざいっぱい時間が出来ると、何から手をつけてよいのやら、結局、何もしたくねぇ~てな風になって、時間だけが過ぎ、みんな放り投げちゃう。何という体たらく。

でも、まだ何かしたいとウズウズしている自分は若いのかもよ。同室の爺さん達は何をするでもなく、俺がパソコンやゲームしてても、関心をまったく示さず寝てばっかりいるんだもんな? 

寝る子は育つと言うけれど、爺さんが育つとスーパー爺さんにでもなるんだろうか? 見てみたいな。そのまま永遠に寝ないでね!
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by henacyokooyaji | 2010-02-07 00:26 | 愉快な入院日記